2026年度入試の状況
関西の2026年度入試は1月17日(土)にスタートしました。
初日から2日目にかけては、多くの受験生が午後入試を効率よく取り入れます。2日間で計3、4回の受験に挑むケースも珍しくありません。
また、今年度の中学入試において最大のトピックスと言えるのが、大教大附属池田が入試日程を例年より1週間前倒しし、統一入試日に合わせた点でしょう。入試科目もスリム化し、1日完結型の入試にもなりました。
これに伴い関西の中学入試は、短期決戦化に一層拍車がかかる形となりました。ほとんどの受験生が、4 日目までには受験を終え、進学先も決定するという状況です。
さて、関西においても少子化は進んでいますが、中学入試の受験者数はここ数年、ほぼ同程度の水準を維持しています。これは、受験率が年々高まっていることを意味します。背景としては、大阪府における高校授業料無償化の影響がよく挙げられます。この点が最大の要素であることは確かですが、それだけではありません。
兵庫県を中心とした各私立中学校も、先述した午後入試の導入に加え、共学化や新コース制の設置、受験機会の増加、科目選択肢の拡充、英検などの資格優遇、複数回受験による加点制度など、受験者数を増やすためのさまざまな工夫と努力を重ねています。こうした取り組みもまた、受験率上昇に大きく寄与していると言えるでしょう。
灘・大阪星光学院・神戸女学院・洛南高校附属などの最難関校は、時代の変化やさまざまな動きに左右されず、安定した人気を維持しています。一方、進路指導や面談の現場からは、高槻・関西学院といった共学校および大学附属校への関心が高まっていることが見えてきます。こういった受験者層からのニーズ、そして少子化を背景に、近年では親和が共学部を設置し、滝川、神戸山手グローバル、松蔭などが共学化に踏み切りました。
さらに近年は、大学附属校に限らず、提携校・継続校といった、大学への独自の進学ルートを持つ学校にも注目が集まっています。大阪では大阪立命館(立命館大学)や帝塚山学院(関西学院大学)、奈良では育英西(立命館大学)などがその代表例です。これらの学校は、大学附属校に近い進学上のメリットを備えながら、外部受験という選択肢も残されており、将来の進路における柔軟性が高く評価されています。
5年生の段階では候補に入っていなかった学校でも、詳しく調べていくうちに次第に魅力を感じるようになり、最終的に受験校ラインナップに組み込まれるというのはよくあることです。保護者会や進路面談、学校イベントなどを利用しながら、親子で積極的に学校選びに励んでください。
男子校
女子校
バックナンバー

中学入試分析会資料 2026年度版受付中!
当サイトに掲載している分析レポートを無料で進呈!進学館の分析動画と入試の解答・解説がダウンロードできる特典もございます。この機会にぜひお申し込みください。
※進学館の講座を受講いただいている方は申込不要です(オンライン講座のみ受講生は除く)。
この記事は役に立ちましたか?
もし参考になりましたら、下記のボタンで教えてください。